Jr.ユース(11/15)
Jr.ユース
狭い局面での質。3秒で回収できる距離感の中で平気で相手を食い付かて、外すを繰り返す技術と人数の掛け方。
ボール保持者に対して、必ず縦と横を作る事。局面で相手よりも数的有利を作って、侵入を目指す。
先の局面が不利(受け手が数的不利)にも関わらず無理にパスを入れたり、自分が有利であることに気付かずスピードを上げてしまうのは、相手が見えていない証拠。
もっと状況を見ようとする事。もちろんその為には、見れるだけの技術が必要。結局、相手よりも先に触れる場所にボールを当たり前に一回で置けたり、思った通りに身体とボールを動かせるタッチの質が無いと、余裕が無くなる。絶対に失わない前提を、まずは作ろうとする事。
その上で、距離を縮めた中での侵入の質を上げる事。ボール保持者はもっと多くの味方と結んで、胸の向きと置き場所と出すフリで騙す。相手を食い付かせて、外す事の繰り返し。侵入の角度を変える為に横(後ろ)から出て来る選手が常にいる距離感を保ち続ける。ボールサイドで、適切な位置(幅と深さ、背後と表)に人数をかける。
状況を見て、後ろからどんどん人が出てくるのが理想。もちろん、ボール保持者の状況が悪かったり、ロストで局面がひっくり返るリスクがあるのに前進すると今日みたいな失点が起きる。逆に遠すぎても、後ろが重くなって前進が難しくなったり、回収が遅くなる。
状況を見て、よく考えて立ち位置を取る習慣を付けていく事。
狭い局面での侵入の質が上がれば、広いスペースでの有利を最大まで引き出せる。距離を縮めて侵入する為の上手さと、状況をよく見る事。
自信を持ってサッカーをする為には、もっともっと上手くなるしか無い♪
山口隆之介